補陀洛山寺 熊野4

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熊野那智大社を海岸近くまで下って来ると補陀落山寺がある。この寺では観音様の南方補陀落浄土を目指して、生きながら渡海する補陀落渡海が行われていた。山形県で見た僧侶のミイラ、即身仏になるのと同じような考え方か。

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今は面していないけれど、かつては境内が直接海に面していたのだろう。

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境内には補陀落渡海した人の名前と、船の形を彫った石碑が立っている。

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868年から1720年に補陀落渡海した25人ほどの名前が見える。

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こちらの絵は大斎原にあった補陀落渡海の絵。

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補陀落山寺の再現した船のある建物は閉まっていてみられなかったけれど、こちらには上の絵から起こしたらしい、そして多分補陀落山寺の船と同じ形と思われる模型が展示されていた。四方に鳥居がある。建物の中に数日分の食料とともに僧侶が入り、中からは出られなくしてしまう。ここの海岸をはなれれば黒潮によって遠くに流されてしまう。

この記事へのコメント

ishiguro
2019年04月12日 16:03
補陀落 渡海についても、試験勉強の時に知り、どういう理由なのか、理解できませんでした。

おそらく、中には、沖に出てから、漁師にでも助けてもらったのもあるのではないかと、罰当たりな勘ぐりをしています。
hanabati
2019年06月07日 14:57
船から逃げ出した人もいるみたいです。補陀落浄土を目指すというのは、東北で即身仏を見ましたが、発想は同じかと。

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