高尾山薬王院

 今まで「マルハナバチのつぶやき」ブログは自然観察を中心にしてきた。けれども、これからは歴史観察も入れていきたい。昨年の末から歴史の講座を受け持ったので、歴史頭になってきたのだ。それで今日の高尾山はnature watching よりもculture watching になった。上りは稲荷山コースをとった。頂上からは丹沢方向に雪をかぶった富士山が見えた。薬王院には頂上から下っていくことになった。
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 薬王院の公式案内によれは、正式名称「高尾山薬王院有喜寺」は天平16年(744)に、聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、行基により開山されたという。そして創建当初は、ご本尊が薬師如来だったので、薬王院という名がついたという。その後、室町時代に京都の醍醐寺から俊源大徳が入り再興したが、修行中に飯綱大権現を感得して奉納したので、現在はこちらがご本尊さまになっている。飯綱大権現は不動明王の化身であり、不動明王は大日如来の化身とされる。そして、ご本尊さまをお守りする随身が天狗である。薬王院の本堂には、開山本尊の薬師如来と中興本尊の飯綱大権現の両方が祀られている。
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 それにしても聖武天皇の勅命で行基菩薩が開山というのはすごい。ただし、行基菩薩が開山したといわれている寺は全国に1000以上あるそうだ。最後に御朱印をいただく。
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 高尾山に初めて登ったのは十代のころ。大晦日の晩から登り始めて、翌日の朝まで歩き続けて陣馬山から下った。その年に地理科の巡検でもう一度行った。そのあとは高い山に目が行った。でも今、高尾山はとてもいい山だと思う。河内の金剛山に千回も登る人がいるようだけれど、私も折にふれ登っていきたい。ただし、自宅を出て二時間後には山頂に立てるという友人ほど地の利はよくない。
 


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