伊万里 大川内山

 有田焼は伊万里港から積み出されたので伊万里焼ともいう。今回は伊万里湾近くにある市街地を抜けて、少し山の方に入った大川内山に行った。ここには佐賀鍋島藩の御用窯が置かれていた。ここの藩窯で朝廷や将軍家、あるいは大名などに献上する高価な焼き物が焼かれていたのである。

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 鍋島藩窯坂に沿っていくつもの窯というか、店が並ぶ。

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 この坂の一番手前右側に「鍋島御庭焼」の店がある。鍋島御用窯の唯一の直系ということだ。

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 鍋島御用釜で焼かれたものだけに、杏葉の紋が許される。

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 こちらにある磁器はいずれも手の込んだ、精巧な作りのものばかり。

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 坂を上り詰めて、右手の山沿いを歩く。

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 斜面をを登っていくと、公園があり、焼き物をちりばめた大壁画が現れた。この壁画の上は大川内山を望める展望台になていた。

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 公園のオブジェ。

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 上から見る大川内山の眺望。

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 公園を下った川沿いに登り窯があった。

 大川内山には学生時代に地理科の巡検で行った。窯坂の青山窯のあたりを見て、当時のことを少し思い出した。あの時はどこの窯を見学させていただいたものか今となってはわからない。けれどもその時に、代々、家に大切に伝えられてきたという真っ白い白磁の、手のひらに乗るような小さな観音様を見せていただいた。とても美しい姿だった。

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