郷仕川原 塩川発電所 ミシャグチ神

 郷仕川原(ごうじかわら)は田中橋を越えた千曲川の左岸にある。対岸は海野宿にあたり、郷仕川原側に本海野という地名も見える。以前からこの地名には興味を惹かれていた。
 車を田中駅の駐車場に置く。すぐそばに田中保育園があって、横のはらっぱには保育園の子供たちの姿がみえた。子供たちが話しかけてくる。一人がチョウチョを採ったのだとビニール袋を見せ、もう一人がトカゲをとったのだと飼育箱みたいのを見せてくれる。他の子はどこに行くのかと問いかけてくるし、なんで髪が茶色いのだと聞いてくる。こちらの保育園は敷地が大きくて、周りに自然があってとってもいい。そして子供たちが自然に親しんでいるし、人懐っこい。

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田中駅からちょっと行くと田中橋を渡ることになる。昨年の9月の台風で橋が崩れ2人の方が犠牲になった。しばらく通行禁止だっったけれど、やっと通れるようになっていた。
 
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 郷仕川原は千曲川が半月形を描いて迂回するところに田んぼや畑がひろがている。作業をしている年配の女性にに話しかけてみる。郷仕川原のいわれについて聞いてみたけれど分からないそう。でもこの辺りは戦争で死んだ兵を葬ったところと聞いているという。今、87歳で立科からお嫁に来たそう。そのほかいろいろな話をして下さる。こういうのとってもいい。

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 東電の塩川発電所を見る。上流に東電の島川原発電所があり、そこから水を引いているのだ。

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 貯水槽の上に回ると、増水時の水を流す水路が見える。この辺り、植物の先生と来てツメレンゲという珍しい植物を見たっけ。ブログを振り返ってみたら2012年だった。

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 貯水槽の先まで行くと、両側が切れた場所に出る。上には石仏が数体ある。向こう側の川のある方は思いのほか急な切れかたをしている。地図で確認してみると、藤原田の方から流れてここで千曲川に合流する川だった。

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 塩川発電所の県道からの入り口の右には小さな道がついていた。この道を登れば発電所の上に出られるのかと思い、行ってみると石の階段が出てきた。

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 登ってみると周囲には四角く縄が張ってある。

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 どっしりとした石の上に載っているのはこんな石。ちょっと触ってみると固定されていない。周りを見てもこちらが何の神様なのか書いてない。こちらはミシャグチ神じゃないだろうか。ミシャグチ神は諏訪地方を中心に見られて、「神長官守矢」の屋敷内にも祀られていた。縄文のころからの神様らしい。このあたりのことは、これから探っていきたいと思っていたから、巡り逢えて嬉しい。
 

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